読書メモ: 橘玲著 – 臆病者のための億万長者入門

一言感想

稼がなければならないけど、ウマい話はどこにもないことを一緒に考えていける。

所管

著者が読者に勧める運用方法の記載もありますが、それよりも金融に関する基礎知識を学ぶための参考資料としてざっと読んでおくと良いと思いました。他にも金融や政治に関する良書はたくさんあります。しかし、本書のように数字の根拠もある程度盛り込まれたものの中では、かなり分かりやすく書かれていると思います。

著者自身もたくさんのフィードバックや相談の経験を経て、本書をまとめられたと感じました。その是非については私自身の金融に関する知識が低いせいで全く判断できませんが、勉強の意味で読んだ時には非常に参考になりました。

補足

  • 人的資本(お金を働かせるのではなく、自分で働いて稼ぐこと)についても取り上げています。また、人的資本と金融資本を比較した上で、安易に仕事を辞めないことを勧めている点が勉強になりました。
  • 生命保険や宝くじについて、「確率」の観点から記載されており、これも学ぶところが多々ありました。
  • 医療費、年金などについても過度に悲観的になったり恐れることのないように説明が書かれており、かつ、その上で今の時代で取るべき対策についても触れています。
  • 「安易に他人を信用するな」ということを盛り込んでいますが、そのために著者自身が勧める投資の方法などについての信頼性も判断する材料が今ひとつ足りない気がしました。これは自分自身の知識や経験がないことが原因なので、他の書籍や自分自身の試行錯誤を繰り返す中で、参考情報として活用したいと思います。

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読書メモ: 前田鎌利著 – 社外プレゼンの資料作成術

一言感想

自分がプレゼンをする際にはこれ一冊をしっかり把握すれば、そこらの人よりずっと良いプレゼンができる良書

所感

エンジニア、営業、マーケティングを約5年ずつ経験してきた視点で言わせてもらうと、プレゼンの品質は本当に人それぞれでバラバラだということが挙げられます。
特にマーケティングや経営の観点からすると多くの営業スタッフが安定して80点以上のプレゼンをしてもらえた方が、一人のスター営業がいるよりも長期的に望ましいのですが、なかなかプレゼンのようなスキルは安定した展開が難しいです。

良い研修プログラムを定期的に展開するのも効果的ですが、コストが比較的低く、全営業スタッフの平均点を上げるにはやはりセールスツールの使いやすさ向上が非常に効果的な手段の1つです。
その点、本書は客先プレゼンをどのようにすべきかを分かりやすくまとめているので、しっかり使いこなせればこれだけでもかなりの高い品質を得られるのではないでしょうか(資料のわかりやすさだけでなく、説明する対象のことを把握する重要性、説明の仕方などにもかなりのページを割いています)。

初心者にはもちろんのこと、自称中級者・上級者もさらにステップアップしてもらうために一読いただきたい良書です。

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読書メモ: 前田鎌利著 – 社内プレゼンの資料作成術

一言感想

対象が社内、加えて上司(決議者)であることを考慮しており、すぐに明日から活用出来るアイデアの多い資料作成術の良書。

所管

資料を作成する側は何度も自分の資料を見るのでついつい見落としてしまいそうなところを、上手に回避するためのアイデアが盛り込まれています。

つまるところ、伝えるべきポイントに絞るための経験値が読める、と考えると良いと思います。ページ構成や言いたいポイントをまとめておく手順、シンプルに絞るために色を工夫する、フォントのサイズもメリハリをつける、などなど非常に役立つアイデアばかりです。

ただし、これらのノウハウは自分自身で発表をする時の資料作成に限ると感じました。
自分の場合はマーケティングに関わっており、自分自身でプレゼンをすることもあります。また、関係者(代理店様)などにも発表資料を展開して使っていただくことも多々あります。
関係者に使ってもらう資料を作る場合は、本書のアイデアに加えて、資料をみる側だけでなく使う側も不特定多数であることを考慮して仕上げる必要がありそうです(例えば、シンプルにしすぎると発表者は違う認識で紹介してしまうこともある。ごちゃごちゃしすぎてもダメなので、バランスが重要な点など)。

どちらにせよ、ここ数年で自分もだいぶシンプル思考で無駄を省いてきたつもりでしたが、たくさんの学びが得られました。

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自分時間を充実させるための「幸せ」の研究成果も充実してきている

睡眠は最も重要な時間

お金と幸せの関係

  • 収入が2倍になれば幸福も2倍になる・・・とは限らない
  • ヨーロッパ32カ国の1万人以上のサンプル集団で、1日あたり30分以上テレビを見る人は、30分未満しかテレビを見ない人よりも、人生に対する満足感が低いことが明らかになりました。
  • 持っているお金を増やそうとするとき、ほとんどの人が自分の直感に頼るだけでは不十分と考えます。 〜途中省略〜 しかし、お金を使うこととなると、そのお金でどうしたら幸福になれるかを直感で決めて満足してしまうことが多いのです。
  • 人々が時間をお金と見なすようになると、日常生活のお金にならない楽しみから喜びを見出すのが難しくなってしまうのです。
  • 時間をお金と交換可能なリソースと見なすことは、経済学的見地からは賢明でも、幸福の観点では有害なのです。
  • もしもお金で買える幸福の量が、個人のお金の使い方によって決まるなら、国家レベルでも同じことがいえるのではないでしょうか?政府がお金の使い方を変えることによって、〜途中省略〜 なぜお金を幸福に変えるのがうまい国とそうでない国があるのかを説明できるかもしれません。

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やりたいことがいっぱいあるときには、取捨選択が重要

 

Macのタッチパッド設定を見直して、自分好みに設定する

自分が気に入っているタッチパッド(トラックパッド)の設定をまとめます。

設定方法とポイント

  1. 設定方法
    1. システム環境設定 > トラックパッドを選択
  2. ポイント(記載のないところは、私はオフにしています)
    1. ポイントとクリック
      1. 副ボタンのクリック:2本指でクリックまたはタップ
      2. タップでクリック:1本指でタップ
    2. スクロールとズーム
      1. 拡大/縮小:2本指でピンチ
    3. その他のジェスチャー
      1. ページ間をスワイプ:2本指で左右にスクロール
      2. フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ:4本指で左右にスワイプ
      3. 通知センター:2本指で右端から左にスワイプ
      4. Mission Control:4本指で上にスワイプ
      5. Launchpad:親指と3本指でピンチ

初めて使用する人は上記の1. > 3. > 2.の順に使っていくのがオススメです。

読書メモ – グレッグ・マキューン著:エッセンシャルズ思考 〜最小の時間で成果を最大にする〜

一言所感

読んでみて「なるほど」と学び、実践して「なるほど」と腹に落ち、自分時間が増えていく良書。

自分に役立ったところ

  • 大量の情報が氾濫する中で、どうすれば自分にとっての最良の選択ができるのかを学ぶ、良いヒントになりました。数ある選択肢の選び方、今抱えている仕事やルーチンワークの減らし方などのヒントも得られました。
  • 会社組織の中で自分がしている仕事の価値が明確でない時があり、大きなストレスとなっていました。その原因の一つ(会社やリーダーの方向性が明確でなく、関係者がバラバラの方向に対して活動をしていること)に対しての分かりやすい指摘も記載されており、そんな中で仕事を正しく選択し、成果を最大化するための戦術的なヒントが記載されている点も自分の今後の活動に役立ちます。
  • 育児休暇を取得し、まとまった休暇を過ごしているにもかかわらず、なかなかタイムマネジメントや休息ができていない状況も悩みの一つでした。本書では「睡眠」というキーワードで休み方についても記載があり、これも非常に参考になります。

参考になったところを引用

日々出会う情報はあまりに膨大で、とても全てを調べることはできない。吟味すべき情報を見分けるためには、どんどん飛び込んでくる情報や選択肢をフィルタリングする仕組みが必要だ。

ソーシャルメディアで多くの人が繋がっている現在、「みんながやっているからやる」というのはかなり危険である。世界中の他人の行動が見えてしまう状況でそんな基準を使っていたら、あらゆる瑣末な物事に手を出すはめになってしまう。

十分な睡眠が脳の機能を高める。

もはや疑問の余地はない。多忙なストレス社会のアメリカでは、睡眠が新たなステータスシンボルとなっているのだ。

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睡眠で苦労する

睡眠の重要性

  1. トップ経営者や効果を出している人ほど、睡眠時間を削らずにしっかりと睡眠をとっている。
    その代わりに起きている時間の密度をさらに高めて、重要でないものを捨てている

    1. → 読了:エッセンシャル思考

上質な睡眠をとるための重要ポイント

  1. 頭(脳)を冷やすと深い睡眠に入れる:
    http://www.lifehacker.jp/2016/02/160229fuminners.html
  2. 布団の上でできる、安眠のための簡単なストレッチ

自分時間とは、自由時間ではなく自分が満足できる時間

「何をしても良い自由な時間」に憧れるけど、自由時間を手に入れても本当の満足とは少し違う

仕事に忙殺されたり、人間関係で悩んだりしていると、悩むことのない自由な時間が欲しい!と思うことがあります。しかし、実際に自由な時間ができると別の欲求が頭を悩ませます。例えば何か楽しいことをするにもお金が足りなかったり、事前の準備がなくてすぐに実行できなかったり、パートナーの都合が合わなかったりします。
忙しい時にはあれほど自由時間に憧れていたのに、いざ自由時間を手に入れても「これだと〜〜が足りない」と本当の満足とは少し違う自分に気がつきます。

自分が欲しいもの(欲求)には段階がある

自分が欲しいものを整理する時に、アブラハム・マズローの自己実現理論が参考になります。彼の理論によると、人間の欲求には大きく5段階に分けられるそうです。

  1. 生理的(Physiological)な欲求 – 食事や睡眠などをしたい
  2. 安全(Safety)の欲求 – 事故のない、安定した生活でありたい
  3. 社会的/愛(Social/Love and Belonging)の欲求 – コミュニティの一員でありたい、愛されたい
  4. 承認・尊重(Esteem)の欲求 – 仕事などの達成感と評価が欲しい
  5. 自己実現(Self – actualisation)の欲求 – 自分の能力や可能性を花開かせていると感じたい

彼の理論そのものはもっと遠大なものですが、自分時間が欲しいと感じたい時にこの理論を参考にすると、何から始めれば良いかを整理しやすくなります。

例えば、いつも仕事がとても忙しいのに給料は満足できない、趣味の時間も取れない、寝不足になりがち・・・という上記の5段階がまぜこぜになった悩みの場合は、ただ有休休暇を取得したり転職をしても十分な自分時間を創り出せるとは限りません。
工夫して創り出せた自由時間を使って、(多少眠くても我慢できるので)新しい収入を得るためのチャレンジに当てたいのか。自由時間を趣味の時間として使えないとそもそも生きていて楽しくないのか。または物理的な睡眠時間が短すぎて健康に悪影響がでているのか・・・

また、「なんとなく世の中に取り残されている感じがする」という悩みを聞くことも増えてきています。生理的欲求と安全欲求を満足しているからこそ出てくるものなので、周囲からは「贅沢な悩み」とか「そんなに不安なら動け」と言われてしまうような(文字通り)悩ましい段階の悩みです。

無駄こそ大切

命に関わる欲求以外は、人の価値観によってかなり差が出る欲求のようです。
そのため、ある人には何よりも貴重なものでも、別の人から見たら何の価値もないものかもしれません。

例えば、私はゲームが大好きです。ゲームに費やすお金や時間の価値は、人によって大きく異なります。人によっては無駄、むしろ「害」と思うこともあるでしょう。
でも、そんな無駄こそ大切なのかもしれません。

自分は20代〜30代の頃、約8年間ほど営業職・営業マネージャーを務めていました。
毎日4件〜5件程度のクライアント企業を回り、朝は7時出勤、夜は毎晩1時〜3時くらいまで残業してクタクタになって帰っていた時期があります。
当時結婚したばかりの妻には「いつか死ぬんじゃないか」と心配していたと後日聞きました。
そんな営業活動を続けていると、自分の場合はだいたい2ヶ月〜3ヶ月くらいで会話の「ろれつ」が回らなくなってきます。「ろれつがまわらない時」が自分にとっては危険信号です。そんな時には連休か有休2日間を使って、約48時間延々とゲームをします。テレビも見ません。電話も出ません。48時間でゲーム1〜2本くらい全クリアするとスッキリして、また仕事ができる・・・という感じでした。
営業職が自分に向いていなかった(好きではなかった)のですが、営業成績は社内で300人中2位になったこともあったので、成果を出す(ノルマを達成する)という意味では1つの解だったと思います。

・・・ということで、ここで言いたかったのは「当時の私にとっては」ゲームが命綱だったということです。ゲームが無駄かどうかを決めるのは本人です。私としては無駄なこそ大切なのではないかな・・・と思います。

自分時間にあてたいことを夢見ながら、創る

自分時間を創ってしたいこと、自分時間にあてたいことを夢見ることが大切です。
自分自身をラクにして、楽しくして、充実するための自分時間を創っていきましょう。

ガンガン転ぶ赤ちゃんを少しだけ受け止めてくれるジョイントマット

無防備で頭から転ぶ赤ちゃんがケガしそうで怖い

赤ちゃんと二人きりでいる時に、赤ちゃんが「ごん!」と転んだ経験はありませんか?
うちはしょっちゅう転んでいます。
特に寝返りを打ち始めたばかりの時や、腰が据わってつかまり立ちをしだした時に、子供が「ごん!」と転んだ経験をしたお父さんお母さんはたくさんいらっしゃると思います。うちの3人の子供達も転ばなかった子はおらず、何度か転ぶことで危険を学んで慎重に腰を下ろすことを覚えていきました。

赤ちゃんと二人きりの時間は自分時間としても重要なところですが、これでは自分時間どころか家事や育児そのものも怖くてなかなか手をはなすことができません。

赤ちゃんはよく転ぶもの・・・って言ったってさ。

そうは言っても、自分の手の届かないところで「ごん!」という音と瞬間に出くわすのはとても気持ちの良いものではありません。万が一大怪我をしたりとか、後遺症が残ってしまったりしないかと心配です。

病院へ連れて行くべき目安は「血が出てる」かどうかよりも「吐く」とか「返事をしない」とか「目がうつろになっている」と言った症状が出た時が要注意らしいです。

うちの子はベビーサークルに入れるとなぜか泣く

ウロウロされても怖いのでベビーサークルに入れておきたいのですが、入れるとなぜか泣きます。親と引き離された・・・と思うようです。ちなみに一番上の子と二番目の子のどちらかが一緒にベビーサークルに入ると、少し落ち着いて遊びだします
(むしろ、上の子たちの方がベビーサークルにボールをたくさん放り込んで楽しんでる)。

どうにかして、自分と子供の距離をあまり空けずに、うっかり転んでも衝撃を和らげる方法はないか・・・と探していました。

ジョイントマットは本当に買ってよかった。安心。

我が家では、リビングの子供達がいるスペース全体にジョイントマットを購入して敷き詰めました。広い家ではないので、3〜5畳分もあれば十二分です。こんジョイントマットのおかげで、「ごん!」という音が「どん」くらいに軽減されました。最初のうちは転んだことにびっくりして子供が泣き出していましたが、楽しくて遊んでいる時は「どん!」と転んでもむくりと起き上がってそのまま遊び続けるくらいの衝撃吸収度を発揮してくれています。

オムツを替えたり子供達を遊ばせたりする時も、ジョイントマットの上をよく活用します。そのまま床の上よりも冬は冷たさが和らぎます。

掃除もしやすく、少し何かをこぼしたりおもらしをしてもすぐに拭き取れば解決。
それほど高いものではないので、床の修理よりも簡単に取り替えることもできます。

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公私の仕事効率を最小コストで最大化するクラウドソーシング一覧

個人で少し仕事を頼みたい場合や、会社の外注時によりコストの低い外注先を探したいときに、クラウドソーシングを活用する動きが増えてきました。

自分時間を効率的に創り出すために、頼りになるクラウドソーシングサービスをまとめておきます。個人予算でもかなりの作業を担ってもらえます。

また、個人で仕事をしている方は、これらのサービスにサービス提供者として登録しておくことも重要です。普段の取引先だけでなく、新たなコネクションを拡大するためにも役立ちます。

クラウドソーシング:ランサーズ

システム開発、Web制作、デザイン、記事作成などを依頼・発注することができます。依頼費用の相場、手数料、支払い方法、仕事の依頼プロセスや青果物の品質チェック(例えば記事のコピペチェックなど)もランサーズのサービスの中で利用できます。
ランサーズはクラウドソーシングの最大手で、ランサー(フリーランサー)もとりあえずランサーズとクラウドワークスには登録しておけと言われるくらいの有名どころです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

クラウドソーシング:クラウドワークス

ランサーズと同じくクラウドソーシングサービスです。
コピペチェックツールなどの提供はクラウドワークスの方がいち早く無料で展開しており、依頼者と制作者への支援も積極的です。

メールマガジンによるノウハウ提供も積極的なので、クラウドソーシングを初めて経験される方はクラウドワークスにも会員登録(無料)しておくと良いでしょう。
私もこの2件のクラウドソーシングサービスの登録から始めました。

>>クラウドワークス

写真素材: INSTAMODEL

モデルにポーズを依頼して写真素材を提供してもらう・・という新しい視点のサービスです。Webサイトにはまだ費用や手数料などが掲載されていないので、どちらかというと企業向けアウトソースサービスに近いように見えます。正直、私はまだ使ったことがありませんがいつか使ってみたいサービスです。

コンテンツの品質アップとオリジナリティ向上のためにはどうしても費用がかかってしまいましたが、今後はどんどんコストが下がっていきそうです。
逆に、オリジナリティの質をより問われる時代になってきそうですね。

>>INSTAMODEL