【また聞き特集:家事15】 家事の組み合わせについて少し例をあげてみる

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今回は、家事の組み合わせ方について少し触れてみます。
家事は溜め込むと厄介だし、やらないわけにはいかないもの。
家事を一つ一つ独立してこなすものとすると、すべてやり遂げるのがとても大変です。だから、家事は組み合わせで考えます。

例えば、洗濯機に洗濯物を入れてスイッチを押します。洗濯機が回っている間は、他のことができますね。
料理もするときには、煮るなどの少し時間のかかるものを先に始めておくと良いでしょう。
炊飯器をしかけるのも大事ですね。昔からあるものかどうかわかりませんが、炊飯器によっては早炊きモードなるものがあります。30分以内でご飯が炊けるので、炊き忘れていた人にも便利。

フローリングを掃除する場合は、掃除機よりもフローリングワイパーを使った方が楽です。
掃除機は出して、組み立てて、コードに刺す、、、という作業があるので、少し時間が必要です。
特に、家事が1つ1つが手軽である方が、組み合わせやすくなります。
料理している横で掃除機ブオオーーというのも嫌がる方もいるかもしれません。
(ちなみに掃除に詳しい人に言わせると、①掃除機、②水ぶき の順ではなく①水ぶき、②掃除機の順がいいそうです。先に掃除機使うとホコリが舞ってしまってまた落ちてくるからとのこと)

また、こまめにフローリングワイパーをかければ床に埃が溜まらなくなるので、掃除機を使わなくてもきれいな状態をキープできるようになります。

【また聞き特集:家事07】 基本はこまめにかたづけること

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共働きの夫婦にとって、家に帰っても家事が待ち受けているという現実は、とてもきびしいですよね。
家事をできるだけ時間をかけないこと。家事を時短すること。そのために、やはり行きつくところはめんどくさくても片づけをすることが、とても効果的です。

食材の「片付け」も重要ですね。料理を作るにも冷蔵庫に何の食材があるかすぐにわかるようにしておくと何より探す時間の積み重ねが大幅に削減できます。食材をわかるようにするためには、冷蔵室に大きなタッパーや100円ショップなどで売っている各皿を用意して、その中に分類していれていくと良いでしょう。野菜などには特に便利です。野菜はタッパーの中、調味料、昨日のおかずののこり、飲み物など、すべて、場所を決めて、各皿で並べておくと、混ざらずすぐに取り出せて、料理も効率的になります。

食事の後の食器洗いもすぐに完了できるとより良いですね。子供もいる家庭でお皿の数が多いようでしたら、皿洗い機は強力な味方です。お風呂も最後に入った人が、お湯を抜き、お風呂を洗う習慣をつけると良いでしょう。そうすれば仕事から帰ったら、お湯を入れるだけですみます。洗濯もお風呂に入る前後で洗濯機を回し、朝までにかわかすこともできます。乾燥機にシャツや靴下などは入れてしまうのも良いでしょう。特に、タオルなどは乾燥機を使います。

部屋の片付けも、毎日、寝る前に、床に落ちているものだけでも片づけておく習慣をつければ、極端に部屋が散らかることもありません。仕事から帰って部屋が散らかっていると疲れが倍増します。

いずれも毎日の作業なので、短く早く終わらせてしまう考え方がフィットします。

【また聞き特集:家事03】 ナガラ家事

Photo by Jared Rice on Unsplash
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Jared Rice

休日にまとめて家事をしようと思っても、結局できなかった・・・となるのが現実。そんな忙しいあなたの為に参考となる、「ナガラ家事」の方法です。

ご飯を炊く時は多目に炊いて冷凍します。こうしておくと、ご飯を炊く手間が減ります。しかも、釜を洗う手間も無くなります。ご飯を作り「ナガラ」取り置きも用意で

きるという視点がポイント。

お風呂に入る時に湯船につかり、その間に近くに小さくカットした激落くんを置いておいて、温まる間に周辺の汚れを落とします。そして、おすすめアイテム、防カビスプレーなどで一吹きしておきます。それだけで、カビが予防できます。大掃除よりも断然楽チンです。お風呂に入り「ナガラ」掃除もできるという視点がポイント。

ちなみに、ナガラ家事は毎日やろうとしてはいけません。「やらなければならない」と考えると楽しくないからです。気が向いた時だけときどきやれば良いのです。慣れてきたら、自然に習慣化できます。

出来るだけ楽をして、お休みの日を満喫しましょう。

【また聞き特集:家事02】 「やらない」ための家事時短テクニック ー 洗濯編

Photo by Andy Fitzsimon on Unsplash
Photo by Andy Fitzsimon on Unsplash Andy Fitzsimon

家事の中で時短しにくいもの1つのが「洗濯」です。

洗濯自体は洗濯機がしてくれますが、干したり畳んだりは手作業です。金銭的に余裕があれば、性能の良い乾燥機を買ったり予備の服を大量に購入し洗濯回数を減らすこともできます。しかし、結局は畳む作業は残ります。そこで畳む作業を「やらない」ための時短テクニックを紹介します。

我が家ではハンガーとラックのみです。タンスはありません。基本的にハンガーに干した洗濯物はそのままクローゼットに収納します。特に皴になりやすい素材のもの、例えばワイシャツやTシャツ、フレア素材のスカートなどは徹底してハンガーのまま収納です。皴になりにくい素材のもの、例えばジーンズやフリースなどは、クローゼットの中にメッシュ素材の大きなランドリーラックを置き、その中に放り込みます。靴下やハンカチ、下着などは引き出しのある簡易ラックに種類分けして入れます。これで洗濯物を畳む家事を省略することができます。

ポイントは三つです。一つ目はワイシャツはアイロンいらずのタイプを購入すること。それでアイロンの手間も省き、乾いたらそのまま収納できます。二つ目は服を少なく保つこと。たくさんの服を持ってしまうとランドリーラックの中がぐちゃぐちゃになり、そこから服を探す手間が発生します。クローゼットの中がすっきり空きがあるからこそ意味を成す時短テクニックです。三つ目は、物の回転率を上げること。主にハンガーですが、服を着たら空いたハンガーを洗濯用に取り出し、決してクローゼットの中に溜め込まず、物が停滞することを防ぎます。
家事を「やらない」環境をしっかり整えれば、まだまだ時短できそうです。